髪や肩にいつの間にか付いているフケ。
印象はというと、まず清潔な感じはしませんよね。
そんなフケですが、ストレスが関係している可能性があることをご存知でしょうか。
この記事では、ストレスによるフケの原因とその対処方法についてご紹介していきます。
あなたも心当たりがあるならすぐに実践して辛いフケを解消してくださいね。
ストレスによるフケの原因と対処法
では、さっそくストレスによるフケの原因と対処方法について見ていきましょう。
原因その1:血行不良
血行不良は肌トラブルをまねきやすく、フケを引き起こしやすくなります。
私たちの体はストレスを感じると、ストレスホルモンの分泌量が増えます。
ストレスホルモンは血管を収縮させる作用があるため、血管がせまくなり、血液が流れにくくなると血行不良を引き起こします。
また、ストレスにより自律神経が乱れると、血液循環コントロールが正常に機能しなくなり、血行不良をまねくともいわれています。
【対処法】
ストレスからくる血行不良を改善するためには適度な運動や半身浴が効果的です。
半身浴は頭皮の毛穴を開いて皮脂汚れを落としやすくしてくれる効果も期待できます。
また、洗髪時にも頭皮マッサージをおこなって頭皮をやわらかくし、血行促進を促してあげましょう。
原因その2:ビタミン不足
甘いものやジャンクフード、アルコールなどに含まれる砂糖や炭水化物は、体内のビタミンを大量に消費してしまいます。
ビタミンが不足するとフケの発生をはじめ、疲労感や脱力感を感じやすくなったり、集中力が欠如するなどの症状が出てきます。
ストレスからの暴飲暴食をしやすいという方はビタミン不足を疑った方がいいかもしれませんね。
【対処法】
ストレスからくるビタミン不足を解消するためには、ビタミンを意識した食事が大切です。
とくにビタミンBはフケ予防への効果が期待できる栄養素です。
サプリメントで補うのもいいですが、バランスの取れた食事を心がけましょう。
原因その3:睡眠不足
ストレスを大きく受けたり、慢性的に感じていたりすると、深い眠りにつきにくくなります。
すると体が休まらず、今度はストレスをため込んでしまうという悪循環につながってしまいます。
睡眠は頭皮のターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)に大きく影響しており、フケを引き起こすキッカケになります。
【対処法】
ストレスからくる睡眠不足を改善するためには、リラックスタイムを設けることが大切です。
アロマで癒される、睡眠前に湯船につかるなど、自分に合ったリラックス法・ストレス発散方法を見つけましょう。
仕事のストレスが大きい人は、仕事のオンオフを意識するようにするといいですよ。
ストレス度チェック呼吸方法
気づいたら呼吸が浅い、なんてことはありませんか?
呼吸が浅いと体が緊張してしまって、ストレスや体の不調にもつながってしまいます。
パソコンやスマートフォンの使用頻度が高い人は胸が閉じて呼吸が浅くなりやすい傾向にあるので要注意。
とても簡単な方法なので、以下で紹介する2つの呼吸方法を調べ、あなたのストレス度をチェックしてみましょう。
【息を吐く秒数を測る】
【1分間の呼吸回数を測る】
タイプ別ストレス解消方法
ここでは、タイプ別でストレス解消方法について見ていきます。
具体的にどのような方法でストレスを発散したらいいのか分からないという方は参考にしてみてください。
休息型
休んだりリラックスしたり眠ることで心身の疲れを癒す方法です。
自然の中でくつろぐ、湯船につかってゆっくりする、好きな音楽を聴くなどしてストレスを癒します。
娯楽型
お酒を飲む、好きなものを食べる、ゲームやギャンブルをするなど、快楽を得ることでストレスを解消する方法です。
一時的な効果しかなくエスカレートしやすいデメリットがあるため節度を持ってたのしむ姿勢が大切です。
親交型
友人と食事をしたり、家族でだんらんする、といった交流でストレスを解消する方法です。
相談相手がいるのといないのとでは受けるストレスの大きさに差が生じるということも明らかになっています。
創作型
創作意欲を行動にうつすことでストレスを解消する方法です。
絵を描く、庭いじりをする、日曜大工をする、料理をするなどして気持ちをリフレッシュします。
運動型
ストレスによって過剰に分泌された交感神経系ホルモンは、運動(筋肉活動)によって消費することができます。
なるべく全身運動の有酸素運動、たとえばウォーキングなどの手軽に行えるもので、継続して行うようにしましょう。
転換型
気分を切り替えるための行動をとってストレスを解消する方法です。
たとえば旅行や衝動買い、部屋の模様替えといったことで気分を転換するのが一般的です。
まとめ
今回は、ストレスによるフケの原因とその対処方法についてご紹介しました。
一見関係なさそうに見えるストレスとフケですが、予期せぬところでフケの原因を作ってしまう可能性があるのですね。
また、ストレスはフケだけでなくさまざまな健康状態に悪影響を与えてしまいます。
気にし過ぎることは禁物ですが、自分に合ったストレス発散方法を見つけて上手く付き合っていくのが理想的ですね。