あなたはどっち?フケの種類と原因!なくす方法やおすすめシャンプーも

ときにはかゆみを伴うこともある厄介なフケ。

頭皮から白い粉状のものがポロポロ落ちてきて洋服についていたりすると非常にストレスですよね。

しかしフケと一概にいっても原因が同じとはかぎりません。

実はフケにも種類があることをご存知でしょうか?

この記事では、フケの種類とその対策についてまとめてみました。

フケがおさまらない、自分のフケの種類が気になる、という方はぜひ参考にしてください。

フケの種類

主にフケ種類は大きく分けて2種類です

その他病気の可能性があるフケについてもまとめています。

乾性フケ

白い粉状のタイプで、サラサラとした質感が特徴です。

乾性フケの現れやすい時期は冬や春先といった肌が乾燥しやすい時期です。

アトピー持ちや乾燥肌の方に多くみられます。

脂性フケ

白色だけでなく、やや黄みがかったような色をしていて、粘着性のある質感が特徴です。

粉状の乾性フケとは違い、フケの大きさはバラバラです。

脂性フケの現れやすい時期はなく1年を通して発生します。

その他病気の可能性があるフケ

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

フケのように皮膚が剥がれ落ちるような症状があります。

皮脂分泌の多い頭皮や耳の後ろなどに起こりやすく、皮膚が荒れてかゆみや赤みを引き起こします。

人から人に感染することはありませんが、放置すると皮脂が酸化して嫌なニオイを放つのでケアが必須です。

しらみ

髪の毛の根元に寄生して頭皮にかゆみを発生させます。

日本では頭ジラミと毛ジラミが一般的です。

人から人へ感染し、放置すると増えてしまうので駆除する必要があります。

白癬菌(とうぶしらくもきん)

頭皮に白癬菌が発生するとフケ、かゆみ、抜け毛の症状を引き起こします。

水虫と同じような部類の菌なので、タオルを共用したりすると人から人へ感染する場合もあります。

乾癬(かんせん)

かゆみを伴うことが多く、頭皮に赤い発疹ができたり、フケのように乾燥した白い角質が剥がれ落ちたりします。

感染の心配はありませんが、原因や要因ははっきりと解明されていません。

種類別フケの原因と対策方法

ここでは種類別で、フケの原因と対策方法を見ていきましょう。

乾性フケの原因と対策方法

【原因】

  • 洗浄力の強いシャンプーを使用している
  • 刺激の強いシャンプーを使用している
  • 頭を洗いすぎている
  • 爪で頭皮に傷をつけてしまっている
  • 正しいシャンプー方法ができていない
  • 頭皮の保湿ケアが不足している

【対策方法】

  • 低刺激のシャンプーを使う
  • 頭皮のコンディションを整える薬用スプレーを使う
  • 加湿器で部屋の湿度を上げる
  • アンチエイジングに良い生活習慣を心がける

脂性フケの原因と対策方法

【原因】

  • 頭皮が清潔に保たれていない
  • マラセチア菌が増殖している
  • シリコン系のシャンプーを使用している
  • シャンプーで汚れと皮脂が落とせていない
  • 頭皮に過剰な保湿成分が残っている
  • 油ものや香辛料の多い食事をしている
  • 新陳代謝が悪くなっている

【対策方法】

  • 皮脂を抑えるシャンプーを使う
  • 皮脂を抑える頭皮スプレーを使う
  • 殺菌作用のあるシャンプーを使う
  • 食事や睡眠などの生活習慣に気をつける
  • ブラッシングをし過ぎない
  • 頭を掻きむしらない

フケが大量発生してしまうその他の原因と対策方法

乾性フケや脂性フケの特徴と原因に当てはまらない、という方は以下をチェックしてみましょう。

ヘアカラー剤・パーマ液

ヘアカラー剤やパーマ液を使ったあとは、頭皮環境が一時的に悪化してフケが多く出てしまうことがあります。

数日で落ち着いていくことが多いのですが、数週間つづくような場合は薬剤が合っていない可能性があるので注意が必要です。

合わないものを使い続けるとフケだけでなく痛みや抜け毛にもつながるため気をつけましょう。

【対策方法】

頭皮の状態が落ち着くまでヘアカラー剤やパーマ液は使わない、というのが一番です。

どうしてもという場合には、刺激のすくない薬剤を使用している美容室がないか探してみましょう。

紫外線

紫外線によるダメージは、頭皮や皮脂を酸化させてバリア機能の低下を引き起こします。

その結果、皮膚が乾燥し頭皮が荒れてしまうのでフケが大量に出てしまうんですね。

紫外線の強い時期はとくに注意が必要です。

【対策方法】

ひとまず頭皮が紫外線にさらされないようにすることが有効です。

紫外線の強い日は、長時間の外出を控えたり、日焼け止めを使用するなどしてケアしていきましょう。

フケとかゆみの関係性は主に4つ

フケとかゆみが同時に現れるという人も多いはず。

ここではフケとかゆみの関係性を見ていきます。

頭皮の菌の増殖によるもの

頭皮の常在菌であるマラセチア菌( 癜風菌、でんぷうきん )が増えるとターンオーバーが乱れます。

ターンオーバーが乱れるとバリア機能が破壊されて、皮膚が刺激に敏感になってしまい、かゆみを感じやすくなります。

頭皮の乾燥によるもの

洗浄力の強いシャンプーを使ったり、頭皮を洗いすぎたり、紫外線によるダメージを受けると頭皮の乾燥をまねきます。

頭皮の乾燥がつづくと角質層(フケ)がはがれおちるので、外からの刺激を受けやすくなりかゆみを感じるようになります。

感染症によるもの

感染症としてあげられるのは頭ジラミや水虫菌などです。

これらは発症するとかゆみや発疹を引き起こすので、共用施設のプールやタオルの共用などへの注意が必要です。

ストレスによるもの

ストレスを感じると緊張状態のせいで汗と皮脂量が増えてしまいます。

その結果、乾燥しているのに過剰に皮脂が分泌され、頭皮環境がわるくなると神経が過敏になりかゆくなることがあるのです。

フケをなくす基本の頭皮ケア

ここではフケをなくす基本的な頭皮ケアを紹介していきます。

シャンプーは正しい方法で行う

シャンプーの正しい方法は以下の通りです。

  1. シャンプーする前にブラッシングでほこりや汚れを落とし、髪のもつれもとかしておく
  2. ブラッシングで落とせなかった汚れはぬるま湯で流す
  3. 泡立てるタイプのシャンプーは事前に手のひらで十分に泡立てから使う
  4. 指の腹を使って頭皮をマッサージしながら洗っていく
  5. すすぎは長く十二分におこなう

※すすぎをしっかりやらないと成分が頭皮に残りフケの原因となるので注意。

規則正しい生活習慣をおくる

フケは頭皮のターンオーバーが乱れている可能性があります。

バランスのとれた食事や、十分な睡眠をとるようにして、頭皮の脂質のバランスを整えましょう。

栄養素はビタミンB、ビタミンA、亜鉛といった新陳代謝を促す成分がおすすめです。

フケをなくすのにおすすめのシャンプー3選

フケを解消するのに効果的なおすすめのシャンプーをご紹介します。

1.KAMIKA


価格:5,800円
定期価格:1,980円
内容量:400g
返金保証:あり
特徴:
KAMIKAは白髪や抜け毛もケアできるオールインワンクリームシャンプーです。

合成界面活性剤をつかわずに植物由来のクレンジング成分で頭皮の汚れを落とすことができます。

さらに頭皮環境を整え、フケかゆみ対策に効果的な9種類の植物エキスを配合しています。

⇒KAMIKAの公式サイトを見てみる

2.KADASON(カダソン)




価格:2,980円
定期価格:4,768円(2本入り)
内容量:250ml
返金保証:なし
特徴:
99%天然由来成分配合の、皮膚科専門医が監修したシャンプーです。

脂漏性皮膚炎のために開発されていますので、脂漏性皮膚、脂性肌、フケかゆみの悩みに特化しています。

ただしサリチル酸が入っているのでアトピー性皮膚炎の人にはおすすめしません。

⇒KADASONの公式サイトを見てみる

3.わたしのきまり

価格:5,400円
定期価格:1,980円
内容量:300g
返金保証:あり
特徴:
国産のオーガニック原料を使ったクリームシャンプーです。

フケ、乾燥、かゆみ、ニオイなどの頭皮トラブルをはじめ、髪のトラブルも解消してくれます。

石油系界面活性剤を使用しておらず、シリコンや合成着色料も不使用です。

⇒わたしのきまりの公式サイトを見てみる

まとめ

今回は、フケの種類とその対策についてご紹介しました。

フケといっても種類や特徴があったのですね。

フケは見た目の印象を一気に悪くしてしまうもの。

清潔感を保つためにもケアは欠かせません。

今回で紹介した対策や、フケに効果的なシャンプーを使って、早めに頭皮ケアをはじめましょう。